お昼の会食を済ませ、気持ちも 気温も暖かな午後、とあるブロガーさんの出版した エッセイ集を 入手するために、小畔川の近くにある古書店に行ってみることにします。ここから何キロあるんだか。
ここでミツバチ モードを発動。菜の花の甘い香りにつられることでモチベーションを維持します。
菜の花の香りが強く感じられるということは、もちろん 満開ということはありますが、基本的に強い 向かい風が吹いているということでもあります。全く難儀なことです。
しかし、この吹きさらしの荒川の河川敷にて、温室の中のような強くて甘い香りが鼻をくすぐるとは大したものです。すっかりとりこです。ロッグブーケ です。黄色が目にも鮮やかです。
菜の花という 燃料を投下しても、距離が縮まるわけでもありません。遠かった、少なくとも遠く感じた、小畔川を離脱する予定地点の水鳥公園。ヒドリガモ、コガモ、 マガモ、カルガモのお手軽カモ類 4種 が揃っている。さらには、コサギ、カイツブリ、カワウ。水辺には人が入れないように設計されているので、鳥たちは安心して 日向ぼっこをしている。なかなかいい環境である。こちらとしてもコガモを眺めたり撮影したりしながら、うららかな 日差しを浴びているとそれだけで癒されるというもの。
しばらく水面を眺めて休憩。正直、疲れました。
コガモ君だけは、まだ しばらくいるだろうが、今期のカモは 見納めかもしれませんね。また来年も元気に戻ってきて欲しいものです。
今回の本題はお買い物。私がよく読んでいるブログ、ふと思い立って プチぼうけんの作者さんが、エッセイ集を出されています。
その本は 主に棚主型書店に置かれていることが多く、私の生活 エリアから一番近いのが川越市の霞ヶ関にある商店街の中のつまずく 本屋 ホォルさん。こちらが 小畔川のサイクリングロード沿いにある水鳥公園からほど近かったのです。だからこの向かい風の中を。
ところで棚主型書店のお目当ての棚を見つけるのが割と一苦労するのは あるある なのでしょうか。そういった 迷いも含めて楽しみ、思わぬ書籍と出会うのが醍醐味なのでしょうか。
さて、角栄商店街は全長は 400m 弱。真ん中に 片側一車線の広めの道路が通っていて、歩道も広く、その歩道には アーケードが完備。ゆったりと開放感のある良い商店街なのですが、昭和感がひしひしと 残る とても落ち着いた雰囲気の商店街 なのですが、やはり シャッターが降りている店舗がどうしても目立ちます。これは時代の流れということなのですかね。
ところが、商店街自体が全体に綺麗に維持されていて、開いている店舗はどれも落ち着いた佇まい、昭和の雰囲気を残しつつ モダンに生まれ変わっている感じがします。
今回 訪ねた 古書店 さんも、そんな感じ。店主かバイトか分かりませんが、若い。お願いすればコーヒーも飲めるらしい。店内 もただの雑然ではなく、綺麗な雑然。結局何がどこにあるか全くわからなかったのですが、店員と 先客の文学談義など聞きながら 書棚を眺めているだけで面白い 時間が過ごせる。並んでいる本にも、そのディスプレイにも、このお店のこだわりが詰まっているのだろう。とても良い雰囲気です。
というわけで いくら 眺めてもお目当ての本は見つけられそうにないので、店主に聞いてしまいます。スマホの画面を見せて この本を探しているのだと。すると、 あと1冊 残ってる、そこにあるよ 、との返事。ラッキー。徒労も人生の彩りとはいえ、さすがにきつい。あってよかった 残り1冊。いそいそと 会計お願いします。そして 店主 曰く、この間 作者さんが直接 いらっしゃったとのこと。頑張ってるんですね。思えば私が、サイクリングにはまり 始めて川沿いのルートを検索していた時に出会ったブログでした。無邪気な雰囲気を保ちながら 緻密で知的な記事にはまって、だいぶ 過去ログを読み込みました。懐かしい。私の好きな 神田川の主の話も収録されているようです。私も頑張りましょう。差し当たっては 甘味と帰り道を。
するーっと 商店街を自転車で流します。本当に落ち着いた いい商店街です。戸越銀座や 大山サンロードのような賑やかさはありませんが、寺下商店街 ほどは寂れておらず、昭和がしっかり踏みとどまっている感じがとても好感が持てます。
お店もしかり、立ち寄った和菓子屋 柏屋さんも 昔ながらの佇まいです。期待値が上がります。残念ながら 桜餅 草餅などの季節の和菓子は売り切れ。桜も咲き始めたこの季節には当たり前 かもしれません。目についた あんず パイとりんごパイを2個ずつ購入します。実はこれが大当たり。杏 ペースト もリンゴ ペースト も 多分 プロのひと手間のがかかっているのでしょう、甘さも 歯ごたえも最高で実に至高の一品。いつかまた買いにきましょう。ちなみに もう1店舗あった和菓子屋さんでは、美味しそうな 桜餅がディスプレイされていましたが、残念ながら 店員さんがどこかにお出かけ中。ただ眺めるだけで終わりました。これもまた商店街の雰囲気としていいのかもと思います。
商店街を抜けると 東京国際大学。さっきの古書店にいたのは学生さんだったかな。さっきの商店街の雰囲気に青春も加わったような気がします。
ちなみに この商店街、角栄商店街という名前からあの昭和の政治家 田中角栄と何か関係があるのかと勝手に連想していたのですが、どうやら違うようです。この辺りに団地を造成したディベロッパー、角栄建設の名前を取ったもの のようです。この角栄建設は創業が角田さん ということで、角田が栄えるという意味の角栄ということらしいです。これを紛らわしいと言ってしまうのはあまりに乱暴ですかね。一応 参考にした記事のリンクを貼っておきます。なかなか面白いサイトだと思います。
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| 雉、走り去る畑 |
帰りは風向きが変わって、多少 楽にはなったものの、間近にいたキジの写真を撮ろうと思ってカメラを準備している間にはるか遠くに走って行かれてしまったり、なかなか 疲労のたまる 展開。
かと思えば、彼女これから自宅を訪ねてくれるという。ダッシュで帰りますよ。ダッシュです。ダッシュせざるを得ません。体力を絞り出します。
今日は 思い立った用事をあらかた 形にできた良い休日であった。










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