五家宝を買いに行く

 午前中 部屋を片付けたりしながら、ふと思いつきます。五家宝 が食べたい なと。
 五家宝といえば私の中では、熊谷の紅葉屋さんのものを指します。五家宝 が きな粉だけではなく、アーモンド や 抹茶、松籟(青大豆)などの様々な 進化をしていることを教えてくれた メーカー さんです。
 いつか 熊谷にある本社の工場を訪ねたいとは思っていましたが、果たせずにおりました。
 思い立ったが吉日 と、五家宝 買い出し ツアー を計画しますが、土日は 工場売店は休み。今日は土曜日。
 となるとどこか別の場所に買いに行かなければならないのですが、熊谷の百貨店まで行くのはちょっとこの時間からでは きつい。では、 どうするか。
 以前、購入したのは吉見百穴の売店。入場料は300円かかりますが、そちらを訪ねて購入することといたしましょう。

 なんやかんや雑事を済ませて、家を出たのが14時ちょっと前。
 出かけると近所の林でメジロが遊び、シロハラもしくはアカハラの声が 近くから。
さらには 鴨川沿いに、ジョウビタキ。幸先のいいスタートです。
 距離は片道およそ25km。暗くなる前に帰れるように頑張らねばならぬ。
 
 吉見百穴に着いたら、直で五家宝 の確認。吉見百穴 発掘の館には、もみじ屋の五家宝 アソートパックが見当たらない。
 ならばと 向かいの 高橋屋さんを訪ねてみる。こちらは 自家製の五家宝 の販売をしている。種類も豊富で、ゆずや クランベリー などの変わり種も。ウキウキとアソートパック と つまみ食い パックを購入します。手作り感のある やや太めの佇まい。工業的な 個包装にはなっていないが、それが逆に暖かく感じます。
 その後 諦めきれずに 発掘の館で聞いてみると、店内にいくつか 在庫があるとのこと。トータルでお得な箱入りの詰め合わせを1つ所望。これでもみじ屋さんの五家宝 も手に入りました。これにて ミッションコンプリート。
 ところで、吉見百穴で買い物をすると高い確率でお茶をおすすめされ、。早々に帰りたかったので、辞退。さて どうやって帰ろうか。

 


 
 素直に帰るわけもなく、八丁湖に寄り道をします。そう遠くもありませんし。
 八丁湖に到着するといきなり マガモ に混じって泳ぐ ミコアイサを発見します。1年ぶりの出会いにテンションが上がります。いそいそと 双眼鏡を構え、そしてカメラを準備します。うん 間違いない ミコアイサです。おもむろにカメラを構えたところ、バサバサバサッと飛び立っていきます。あんなに落ち着いた雰囲気だったのに、なんで。周囲の マガモ くんたちは落ち着いているのに、なぜ君だけ。湖がちょうど 凍っているあたりだったのが気に入らなかったのか。それとも私のカメラからミコアイサにだけ見える何か ビームが出ているのか。
 湖を一周するうちにまた会えるかもしれないと、てくてくと歩いて遊歩道を散策することにします。
 湖の縁には、主にマガモ が十数羽休んでいます。藪の方からは、シジュウカラ、コゲラ、エナガの声が賑やかです。ふと ひだまりの小枝に出てきたのは アオジ。個人的に、やぶや 地べたではなく枝の上でアオジが見れることは結構 レアだと思っています。ちょっとした幸運。
 湖の中ほどに目を向けると、先ほどのミコアイサが普通に泳いでいます。くれかけた日の光に照らされた水面を、たまに毛繕いをしながら優雅に泳いでいます。ちょっと遠いですがこれはシャッターチャンス。なんとかカメラにミコアイサを納めることができて満足。八丁湖での他の鴨類は、マガモ、カルガモ、ホシハジロ とキンクロハジロ がいたぐらい。さらに遊歩道を 湖を1周 歩いて行くと、右に左に鳥の鳴き声が聞こえます。そして やたらと図々しく 藪をガサガサする音が聞こえますと、そこには 案の定 ガビチョウ。同じ 藪の地面がガサガサしていても、シロハラのガサガサ 感とガビチョウのガサガサ 感はやはり重量感と言うか、図々しさが違いますね。冬のガビチョウはまるまるとしていて、自然の豊かさを感じます。
 
 八丁湖を1周し終わったところで、ジョウビタキ が飛んできます。ちなみにオス。
せっかく カメラを使うようになったのですから、ジョウビタキ も撮影してみたいところなのですが、落ち着いていてはくれません。今年の冬はジョウビタキとの縁は薄いかも。
 さて今度こそ帰りましょう。荒川サイクリングロードに乗って、高橋屋さんの五家宝をつまみ食いしながら、ゆるゆると進んでいきます。前半のタイムスケジュールを切り詰めたおかげで寄り道してもそう 遅くならずに帰れそうです。夕日が綺麗です。なぜか 場違いに思える、イソシギがピーピー鳴きながら飛び立っていきます。シギらしいシルエットが夕暮れの空に映えます。
 
  帰りに ダイソーによって、安全ピン 、小丼など細かい買い物をして帰宅。その頃には、辺りはもう 真っ暗になっておりました。
 もみじ屋さんの五家宝は相変わらず美味しいですが、今回 高橋屋さんの五家宝をいただけたのは僥倖 で、プレーン ももちろん 美味しいのですが、チョコ味 、クランベリー 味も普通に美味しくてびっくり。しかし何より ゆず味、これが 五家宝の中でナンバーワンに美味しいと、私の中の 五家宝の味 ランキングが 書き 変わります。今までの1位は紅葉屋さんの松籟(青大豆)。今この瞬間から 高橋屋さんのゆず味に変わりました。おめでとう ありがとう。
 
 せっかくなので五家宝について色々調べてみます。
 水戸の吉原殿中という 和菓子が ルーツであるらしい。
 熊谷に 水戸藩士が訪れて広めたとのこと。
 他にも 諸説あり。
 熊谷近辺には五家宝を生産する工場が点在しており、もみじやさんや 高橋屋さんもその一つ。ネットで検索すると、五家宝 生産メーカー10選 みたいなものもヒットする。そのうち2つを今回 味わったので、スタンプラリー 的に工場屋 販売所をめぐってみるようなツアーを企画してみたいと思いに至る。サイクリングのネタに困ったら行ってみよう。
 いうて 五家宝は埼玉三大銘菓の1つとも言われている。川越 芋 菓子 草加のせんべい 熊谷 五家宝。せっかく 埼玉に居しているのだから、こうして掘り下げてみるのも面白いことである。
 

コメント