
例年のごとく、新年の朝は初日の出を見に自転車で出かけます。数年前は葛西の臨海公園などに出かけてみたものの あまりに人が多くて全くありがたい気持ちになれなかったりいたしまして、よりうら寂しいところを探して出かけるようになってしまったのでございます。 つまりは、今年も荒川を遡上して、だいたい時間になったら振り向いて 朝日を見るという形を今回も取ります。
日の出の時間は6時50分頃。おおよそ5時に家を出て、鴨川を遡上。すると ほどなく 藪から私と並走する もふもふなおしり。たぬきです。夜行性とは聞いていましたが こんなところで出会うとは。10m ほど私の自転車と並走した後 反対側の藪にまた抜けていきました。可愛いものです。
唐突なサプライズにほくほくとした気持ちで進み、幹線道路に出ようというところで 先ほどの たぬきがまた、私を追い抜いていきます。もふもふ 再び。すっかり気を良くした私は、暗闇の中 上尾道路から荒川サイクリングロード を目指します。
が、川沿いに出るための道は暗く 細く どこから入っていいのか全く分かりません。この時間ならなおさら。結構 紆余曲折した後に、Google マップの力を借りてやっと 荒川のサイクリングロード にたどり着きます。真っ暗な荒川の広大な 河川敷、はるか向こうにいくばくかの街灯が。そして何もない中にある細い サイクリングロード。これも一つのナイトライド の醍醐味 かと。
鴻巣辺りの荒川左岸河川敷。なんとなく 空が白み始め、有象無象の鳥たちが騒ぎ始めます。キジ、ヒヨドリ、スズメ、等。
そして時間は 頃合い。ここで選択肢。初日の出 、左岸から見るか 右岸から見るか 橋の上から見るか(糠田橋)。
とりあえず全部試します。そんなことより東の空の雲がちょっと気になりますが。
結果 橋の上から見ることにします。高さは正義です。しかし 残念日の出の時間になっても、太陽は雲の向こう。雲の北側の切れ端が暁に染まるのが見えるのみ。しばらくは 荒川と河川敷、堤防と初日の出そのコントラストが見れるかと待機しましたが、諦めて 武蔵 水道を 遡上するため移動を開始します。
武蔵水路の一つ目の伏越にさしあたる前、スイスイとペダルを回す 私、突然 眩しいと感じます。
ふと 東の空を見ると、かかっていた雲の上から太陽が顔を出しています。初日の出。橋を出発したのは早計だったかもしれません。しかし、この真っ平らな平野の向こうから登る 朝日。神々しい。正直 早起きが報われる瞬間、今年も良い年になるように。
しばらく眺めて、黄金色の光を堪能。なんだろう、理屈じゃない。
ここから武蔵水路を遡上して利根大堰、圦樋公園まで、つまり 武蔵水路を始点から終点まで走行します。主目的を果たした後のお楽しみモード。楽しみです。
武蔵水路は相変わらずの 水量なみなみ。 元旦は人もまばらで、一般道も 公園の緑道もとても走りやすく 快適です。8つの伏越をこえて、各用水の分岐、沈澱池を堪能。この時期は、農業用水系の水量はやはり 少なめ。それがまた冬ならではの表情ということで興味深い。
まだ利根大堰の自然観察 エリアもオープンしない時間、最も年末年始で休業中の可能性もあるが。
では、同じく 水量が少なくなっているであろう 見沼代用水を緑のヘルシーロード、略してドヘルを使って順下していくことにしよう。
そしてここからが、めくるめく バードウォッチング 街道の始まり でもありました。
今年も、オオバン、キンクロハジロ♂♀、ホシハジロ♂♀、マガモ、ヒドリガモ、マガモがやってきています。そして嬉しいことに、スズガモのオスが 1羽だけ混じっています。ラッキーです。こいつは春から縁起が良い。
そしてカモに混じって、カイツブリ がちょこちょこ います。それがまた可愛くて。
もちろん 、コサギ、ダイサギ、アオサギもおります。
なぜか、今日はこれで終わりません。
いつものおもしろ自販機にたどり着く前に、ジョウビタキ ♀が目の前に現れます。自転車を停めてゆっくりと観察します。せっかくの オリンパス SZ 11。なんとかカメラに収めようと頑張ってみますが、私とジョウビタキの間には今日も乾いた藪があります。腰を据えた勝負になるかと思いましたら、後ろから子供の歓声。そして、ジョウビタキは対岸へと。ちょうどよい区切りがついたので 先へ進みます。と、今度は モズ。少し進んでは野鳥に出会う 展開。退屈しません。
そしてたどり着いた おもしろ自販機。期待した冷やし あめはありませんでしたが、懐かしのミルクセーキ でもいただこうかと ボタンを押します。ですが 売り切れ。残念。ハングルの書かれたメッコールにしてみます。相変わらず 微妙な風味です。
しかし、ここまで 水量の少ない伏越はやはり興味深い。そう思ってなんとなく 呑口の写真を撮ってみます。これまた家に帰って確認してみますと、何かがいる……。キセキレイでした。こんな伏越の底よりも元荒川に行った方が、色々と捗りそうなものですが、この水量の見沼 代用水をまるで 湿地のような感じで捉えているのかも分かりません。それにしても、今回は オリンパスが大活躍です。
いい加減、帰り支度を始めて、ふと 水門を振り返ると、何か見慣れない構造物がゲートについています。てっきり 何か 確認用のミラー の ようなものかと思って、双眼鏡を覗いてみますと、何と ホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)。最後の最後に ビッグプレゼントです。新年初めてのサイクリング&バードウォッチングは大成功を収めました。
さて帰ります。
残念ながら、帰り道に左のペダルが外れかかり、大変な思いをすることになります。いいことばかりは続かないということでしょうか。これも1年の計と言えましょう。幸いパーツはストックがあったのでガシガシ に増し締めをしておきました。






















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