日々是読々 202510

食べる生活
群ようこ 2023年11月30日発行。

 自炊派の群さんが、自らの食べ物への向かい方をもとに、世の中の傾向を切っていく。とまでは言わないが、各家庭の食べ物の文化は国の政策と同じという スタンスのもと、その人が納得していればそれで良いという前提で、割と言いたいことを言っているような気がする。いつもながら それを 痛快に思って読む。もう、それなりのお年のはずだが衰えていないなと思う。
 それを維持するための漢方、節食、というか こだわりを惜しげなく紹介。私ぐらいの世代になると割と受け入れやすい感覚だが、それでも結構 手間をかけていると思う。そしてその感覚で現代の食生活 も 切っている。

偶然屋2
七尾与史
 この世の偶然を演出する探偵、偶然屋。
2作目では闇の偶然屋、仏との戦いが描かれる。
 職業倫理によって 光と闇に別れるのは 聖剣伝説3の時代からあることでございますね。
 登場人物の過去が深掘りされたりして、 伏線が張り巡らされたまま 次回作 へつながる。
 本当にこの作者さんはホラー映画が好き。オマージュとして出しているのか、リスペクトなのか。ギャグの先生がやや ブラックによっている気がする。面白い。
 


 
進撃の巨人 OAD
 これまでの話の隙間を埋めるサイドストーリー。正直、こちらは進撃の巨人の鬱々とした喧騒を離れ、かわいらしきものを愛でている最中。時期と相性が悪い。
 それはそれとして、こういった 掘り下げはファンには嬉しいだろう。

モンスターU子の嘘
越智月子
 登場人物がみんな しょうもなくて なんだかな っていう。言うてもなんだかんだ 搾取され騙されるんだな。
 エンターテイメントではあるけど 淡々とこの作者さんも書きますね。
 アラフォー女性の恋愛についてよく書かれている作家さんということなのですが、マーブルのスーパーヒーローものを日本のアラフォー女性に置き換えると このようになるのでしょうか。ダークヒーローでもベビーフェイスでもいいけれど そういった見方をするとちょっと腑に落ちるところがある。
 帯のあおり文句などを見ると、ヒトコワ的なホラーとして楽しむべきなのかもしれないが、正直そのようには思われなかった。

ほどほど快適生活百科
群ようこ
 砥部焼くらわんや茶碗を愛用しているという。


ソロ活女子のススメ S5
 江口のり子主演のソロ活ドラマのSeason5。今シーズンも面白く、一風変わったスポットの紹介 もまたよい。
 
アナザヘブンEclipse
2000年のドラマ。原作 小説 は 飯田譲二。
このEclipseは一応スピンオフ的な作品である。映画版の同時刻の同世界のエピソード。宇宙からきたであろう謎の石のに誘われた人間たちの起こした失踪事件やらを停職中の刑事が探っていく。
 当時の俳優たちが若くてなつかしい。本上まなみ。とよた真帆。大沢たかお。
 タチの悪いパワーストーンの話のようにも見える。
 
セイレーン
刑事と彼女とサイコパス
ドラマ。
漫画原作。アフタヌーン。
整形の下りは漫画でなければ表現できないと思われるが、面白く仕上がっている。
人を殺すことでその人の性質を奪うことができると信じているサイコパスに狙われた刑事がその正体を暴いていく物語。
 DNA など 伏線が張り巡らされる。木村文乃。菜々緒さんのショートカットは良い。

湖の女たち
映画。原作小説あり。
 老人ホームで起こった殺人事件を巡るお話。総じて辛気臭い世界観。リアルとも言える。登場人物 全て しょうもない系。エンディングの風景は湖に登る 朝日。後味のいい話ではないが、湖に登る 朝日は何か 浄化作用がある気がする。
 731部隊のくだりは必要だったか?

あのコはだあれ
映画 2024年
 前作、ミンナのウタの続編。
 人間の最後の音を集める(カセットテープに録音)怨念?高谷さなを巡るお話。最後の音というのは断末魔ってことかと言うとそんなにスプラッタではない。ジャパニーズホラーの遺伝子。初手だけびっくり。
よくできた作品だと思う。白目むきがち。

ドラマ
密告はうたう2
原作は伊兼源太郎。WOWOWドラマ。松岡
 WOWOWのドラマは当たりが多い。雰囲気よく原作にもそった作りになっている印象。
 前シーズンが良かったので、第2シーズンも楽しみにしていた。

映画⋯ドラマ?
巷説百物語 飛縁魔
原作は京極夏彦。
時代は江戸。飛縁魔の怪奇譚。実は人間だったという解釈、それをこんがらがった設定にして、そして面白い。竜田。配役も豪華。小島聖。真中瞳。
 オチとして小便が多いのが玉に瑕。江戸の衛生状況のリアルと解釈すべきか。

映画⋯ドラマ?
巷説百物語 狐者異
 こわいとはあまりに貪欲な執着を残した怨霊。
 不死身人間を作り出したシステムを看破し破壊するお話。

アナザヘブン 映画
 ドラマ版を先に見た。あちらは石であり 意志だったが、こちらは 水。無垢さとトレンディ感。
 物語はさておいて当時の風俗を知るのにとてもとても面白い。携帯電話からアンテナが生えていたり。市川日和子、松雪泰子の魅力。

事故物件ゾク
映画。ホラー。
 面倒見の良い 好青年 やひろ 君は自覚はないが 幽霊 引き寄せ体質。彼が、タレントになるために東京に出て事故物件 すみます芸人に。そして、様々な怪奇に出会う。
 もう 主人公の設定が まず 面白い。事故物件はオムニバス形式で登場。ジャパニーズホラーの遺伝子がふんだんに使われていてちゃんとおっかない。しかし どこか コメディー 感があるところが救いになっている。
 最後はちょっといい話。
 勝俣さん、ご無事で。

夏目アラタの結婚
映画
原作は漫画。
 収監中の死刑囚である連続バラバラ殺人犯品川ピエロ(女)から息された遺体の情報を聞き出すために獄中結婚をする。そして明かされていく彼女の過去?そして二人は⋯。というお話。
 何を許して何を許さざるべきか。相対に沈む。
 
花のセント酒
ドラマ
 広告代理店の営業内海は大の銭湯好き。今日も営業先で出会った銭湯を満喫。戸次重幸主演。八木亜希子、榎本時生。
 まったりドラマ。

ミステリと言う勿れ
映画
原作小説あり。
現代版コメディ犬神家。
なぜが視聴後清涼感がある。

アナトラビス 2
 ドラマ。ケリーライリーが素敵。
 刑事物。ストーリー ミステリー 部分はとても 骨太にできている。面白い。人間関係の部分はとてもそっけなく 描かれている。全体として独特の雰囲気になって印象に残る。

ボディオブプルーフ
 いわゆるボーンズ 的な 検視官のドラマ。ボーンズがトレンディーな若者向け という感じだが こちらはお昼下がりの主婦の皆様向け といった様相。同じぐらい 普通に面白い。

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