魅惑の朝生

 朝生と言いますと、和菓子屋さんで当日中に売り切るタイプの菓子であると、梅林堂さんが仰っておりました。

 そのラインナップの中にあんみつがございました。
 私にとってあんみつといえば、幼少期に缶詰でいただいたもののイメージが強く残っています。寒天の薬臭さと言うか、風味がどうにも苦手で、最終的にはところてんもまとめて苦手になっておりました。なんとかとことてんは、ガッツリむせ返るほどの酢醤油をかけ、更に海苔をまぶしてやればいただけるようになりました。しかし、あんみつはその小洒落感もあいまって私の人生に再登場する機会がなかったのです。

 なんのお導きか、きまぐれの思いつきか唐突に今日はあんみつを食べると決めた休日。梅林堂さんでテイクアウト、ほぼ朝一での訪問です。

 値段はお手頃400円弱。餡に求肥、寒天もきらきらと。あれ、うまそうですよ。市販の一回分うなぎタレの容器に入った黒蜜が豪勢です。
 冷蔵庫で冷やしてからいただきます。調子に乗って黒蜜を全部かけたら、黒蜜の海が出来上がりです。贅沢に美味しいけれどやりすぎました。血糖値がスパイクです。あんみつってこんなに美味しいものだったのですねぇ。

 さて、今一度比較として缶詰みつ豆を食べてみようと考えています。それを再確認しないことには、なんだかもやもやするのです。

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