埼玉こども動物公園




 懸案だった雨は、雨は早朝に上がり何処かにお出かけという気分。二人で。
 もともとはランチでもという予定でしたが、晴れたので近場の動物園に行ってみることに。
 というか、私が思いつくのは博物館、公園、庭園ばかりでありまして、単純に嗜好がそうなのですけれど、なんかもうちょっととはいつも思いますが、イオン行こうぜ(私の場合はジャスコでしょうか)よりは、頭を使っている感じがします。田舎生まれの偏見。


 実際に、埼玉こども自然公園を訪ねてみますと、血湧き肉躍る感じではありませんが、どうしたことか、なんだか楽しいぞ。
 手始めは広場のそばのシラコバト。埼玉県の県の鳥です。野生で見かけることはまずないのはさみしいところですが、埼玉の主要な動物園や公園ではよく見かけます。やっぱり流石に、繁殖、放鳥とはいかないのでしょうね。
 さて、順路は手順に沿ってキリンから。相変わらず大きいですが、同時に穏やかな印象も受けます。そして、高所に釣るされた、網状の餌籠の謎が、冷徹な観察眼によって解き明かされます。私はぼうっとして感心するばかり。
 ポニーの厩舎を抜け、ようと思ったらちんまいネズミが厩舎に展示されていました。こんなのかわいいに決まっている。ヒゲカンガルーハムスター?カイロトゲマウス?
 厩舎を出て、反時計回りに歩いていきますと、オーストラリアなエリアに突入します。
 コアラはおねむ。ヒメウズラは今日も可愛い。エミューは残念ながら見当たりませんでしたが、シマオイワワラビーが4mはあろうかというキャットタワーみたいな砦の上でくつろぐさまはとても良いものでした。野生では実際に岩場であの様に休んでいるのでしょうか。また同時に、よく登ったものだと思います。
 オーストラリアなコーナーがあるのは動物公園の東園。こちらにはカンガルー、クアッカ、ワラビーを柵に隔てられずに見学することができます。流石に時期的なものかオオカンガルーのオスは三頭だけ隔離してありましたが、彼らは彼らで、艶めかしいとも言えるリラックスポーズを披露してくれて、見ているこちらはちょっと苦笑いです。
 小型のクアッカやワラビーのほうが元気に走り回っている印象がありますね。途中にはワライカワセミがいたり。いつものカワセミを思い浮かべていると、でかい、と思います。色は地味。しかし、所々にカワセミらしき光沢のある羽が斑に存在していたり、くちばしの形状だったりやっぱり同種なのだとも思います。
 

 オーストラリアに別れを告げて、北園へ。まずは鳥類。タンチョウ、コウノトリ、マナヅル、シラコバト。特にコウノトリの目つきの悪さと、マナヅルの雄叫びを堪能します。
 その先には、サイチョウのエリア。犀みたいだからサイチョウらしいです。体が大きくて、枝の上を横に移動するだけでもモッサモッサと音がするような感じ、見た目よりだいぶファニーなやつです。こちらのギンガオサイチョウさんは、2024年に脱走した子がいるらしい。
 他には、コサンケイ、オシドリが間近で見られる展示が、個人的にお気に入り。人に慣れているのでしょうお、数十センチの近さでオシドリの番を観察できます。一般的にははオスの派手さが目立ちますが、メスの白をアクセントにあしらったシックな装いのほうが私の好みであります。かわいい。孔雀、雉についても同じことが言えます。ところで、5月も終わろうかという時期ですがエクリプス化はしないんであろうかとちょっと疑問に思います。
 鳥のコーナーを抜けると、やたらとちっちゃ可愛い動物ばかりが続きます。楽園はここか?ミーアキャット、プレーリードッグ、ブッシュドッグ、モモンガ、スナネコ、フェネック。
 展示方法も工夫されていて、アクリル板で横から、ドーム状のアクリルを地面に設置して下から観察できたり、面白いです。上から見ていると、プレリードッグではなく、そのドームから出てきた人と目があったりして多少気まずい。
 ブッシュドッグの和名はヤブイヌ。シンプルでよいのだけれどもうちょっとなんかねぇとは思います。
 ミーアキャットとかけまして。


 ぐるりと一周回り切ろうかという頃、ヤギとのふれあいコーナーにたどり着きます。そんなに大きくはない種類なのでしょうか、みんな可愛らしい。ブラッシングができるということで、おっかなびっくりヤギとのふれあいを楽しみます。癒やし。
 クロヤギは良い。
 
 最後に、あのイギリスうさぎの資料館にお邪魔します。
 押さえておかなければいけないのは、親父さんうさぎパイ事件。まずはこれを押さえておかなけれないけないと、肝に銘じます。
 まあ、それは置いておいて、親戚のこのために書かれた物語とその絵はとても優しくて好感を持ちます。持たざるを得ない。館には、当時に発行された絵本などが展示されており興味深い。今となっては、パブリックドメインになっているらしいので、後で探してみましょうか。

 後は、退園するばかりとなりましたが、閉園間際にクレープのお店に吸い込まれます。なにげに体力を使います、動物園。要甘味。
 あずきいちごクレープを、となりでは黒蜜きなこ。

 ちょっと思い出す、昔食べたこういうおしゃれじゃない量産型のクレープ。薄い皮にヨーグルト風味のアイスのような物がはさまれたそれは、なんという名前だっただろうか。また食べたくなってきました。
 調べてしまいました。便利な時代になったものだ。ニットーベストのフレンズクレープ。ヨーグルト味、いちご味、ブルベリーと色いろある様子。これよ、これです。入手するにはニットーベストの通販が基本のようですが、業務用食材スーパーのアミカで取り扱っている模様。残念ながら埼玉には店舗がなく、最寄りだと赤羽か立川にあるようです。機会があれば買いに行こう。

 思った以上に楽しかった。侮りがたし、動物園。 


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