彩湖外周とタープ


 車のメンテナンスを終えまして、せっかくなのでちょっと運動をしようと画策します。車で来た彩湖です、拠点もあることですし自分の足で走りましょう。
 いきなり走ったら多分心臓が止まるので、しばらく歩きます。公園の西側ではいつも吹奏楽の練習が行われていてにぎやかです。なんとなく耳に入れながら、歩きますとスピードの卒業をテーマにした曲のようです。聞き覚えがあり懐かしく感じます。日々練習しているのか見事なものです。季節も卒業に近づいているのですね。
 サクラソウ公園から桜草水門までのルートをすすみますと、ホオジロ、ジョウビタキ♀と出会います。幸先が良い。

 うららかな日の光に当たりながら歩いていると、もうこのまま散歩でいいのではないかと、思うことしきり。でもまあ、ストラバも起動させましたし、なまった体に喝を入れ、心地よい筋肉痛で体を包むために走り始めます。
 自転車などの筋肉痛は年相応に2日後にやってきたりするのですが、ジョギングの筋肉痛はなぜか翌日にやってきます。何か違うんでしょうか。筋肉痛というか断裂が激しかったりするのでしょうか。ちょっと調べてみたところ、むしろ筋肉痛が遅れてくるメカニズムのほうが完全には解明されていないらしい。筋肉痛自体は筋肉の損傷と炎症反応であっています。炎症反応待ったなしと後でいいですの2種があるということなのでしょうか。損傷の種類、程度によるのか、体の修復機能の衰えによるものなのか。今の自分は後者がしっくりきます。が、修復はしているみたいでそれは良かったと考えるべきですね。
 今日も彩湖外周の天端を走ります。右に新河岸川、左に彩湖。なかなかのロケーションです。一周走っておよそ10㎞でチャレンジするにはちょうど良い距離です。ちゃんとへとへとになる。
 走り出したらなにか答えが出るだろうなんて私もあてにはしておりませんが、止まらなければ何とか走り切れます。問題は心肺です。とにかく呼吸を安定させること、これに集中です。雑談しながら走るなんて考えられません。
 行きは向かい風、砂利道になったあたりでもうだめだおしまいだと思いましたが、何とか折り返します。当然帰りは追風基調、多少余裕ができて、スワローズの2軍の球場でのリトルリーグらしき試合を横目に眺め、彩湖東十本桜ではあらかた葉も落ちているかと思いきや、普賢象、福禄寿あたりは赤くなった葉が落ちずに残っているのを確認したり、余裕はないなりに気を紛らしながら走ります。
 平均すると1㎞あたり7分強。初心者ペースらしいですが、初心者ですしこれでよい。むしろ、これを維持していくほうに重点を置かねばなりますまい。COPILOTさんに相談してみますと距離は短くていいので週3~4でやれとおっしゃる。それは難しいなぁ。

 さて、車に戻ってみたらちょっとした事件。私の車の周りに吹奏楽の練習の輪ができています。なんで?真横にチューバ。これ、笑っちゃうでしょう。スーザフォンじゃなくてよかった。いや、そんなことは置いといて。
 私、ハッチバック開けられんの?開けられました。じゃあ、まあいいのですけれど。ただ、その空間の使い方のセンスにニュータイプを感じます。駐車場の真ん中よ?楽器の練習は子供たちです。ま、指導者の問題でありましょう。西側でやっている吹奏楽の皆さんのようになるまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、頑張ってほしいものです。
 そんなことより、私のミッションを遂行すべく準備します。そう、タープを買っておいたのです、ブラックフライデーで。とにかく一度、実際に張ってみなければなりません。タープセットとハンマーとポールを持って公園の端の広場へ行ってとにかくやってみます。


 ポール2本で浮かせる感じではなく、ワンポールテントのような張り方を目指します。私の考える用途ではこれが一番簡単で一番有用でしょう。日除けと風よけ。特にロープは使わずシートとペグのみでできました。ポールは1本、150㎝ぐらいでしょうか。
 手間もかかりませんし、中のスペースも手前側であればローチェアで座ることができます。シートがあれば低いほうで寝転んでもいいのかもしれません。などと検証していると、お約束、タープが崩れます。原因はペグが抜けたこと。そのあたりの作業も探り探りです。
立て直して、ローチェアに沈み込むと、ああ、まったりします。これはいいですね。世の皆さんがハマっているのも頷けます。
 椅子に腰かけ、しばらく外を眺めていると目の前の木にメジロがやってきて遊びます。なんかいいですね。
 
 ここで私の失敗、この寒いのに日の当たらない方向に居住スペースを作ってしまいました。寒い。さらに汗冷えがひどい。我慢できずにインナーを脱ぎます。あいにく着替えは持ってきておりません。インナーは脱いでも、ビブの肩紐は湿ったまま。ひゃっこい。たまらず肩紐を外します。腰から下がった肩紐が乱闘後のプロレスラーのようですが致し方ありません。背に腹は代えられぬ。濡れたインナーを脱いだだけでもだいぶましになりました。
 しばらくすると、お腹が減ってきます。ちょっと、コンビニって気分でもなし、舟和の工場直売所はちょっと遠い。そうでした、車に林檎があったのでした。取りに行きましょう。車に戻ると、今度はトランペット。何を吹いているのか全く分かりませんが…がんばれ。私はリンゴとごみ袋を持ってタープに戻ります。
 どこで食べてもおいしいものはおいしく、だれが食べてもい美味しいものはおいしいのですが、目先が変わるというのはいいものです。今日もリンゴはおいしく、皮をむく手間が楽しみに変わります。
 まったくこだわった手間のかかることはしようとは思いませんが、椅子と屋根が出先で手に入るというのは素晴らしいことであります。自転車で最小限のセットを持ち歩くなら、何とかフロントフォークの左右のキャリアで間に合いそうです。フロント、リアのキャリアはできればつけないでいたい。さもなくば、自動車限定でのお楽しみとしましょう。とかく、なかなか面白い経験でした。
 さて、日も暮れてきたので帰ります。
 









SHOGUN 男たちのメロディ

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