荒サイ左岸から北本自然観察公園


 日曜日。見沼通船堀を見学に行こうというざっくりした目的のみを持って家を出る。
 が、最短距離で行くと物足りないし、足立農業公園から芝川を上がってくのも今ひとつピンとこない気分。
 じゃあ、荒川を遡上してある程度のところで見沼代用水に向かい、ぶつかったところから見沼代用水に沿って、つまり緑のヘルシーロードを順下して見沼通船堀まで行く。これでいきましょう。
 問題は荒川をどこまで遡上するか。熊谷まで行ってしまうとヘルシーロードもフル攻略になる。今日はそれも荷が重い感じ。最終的に北本自然観察公園を分岐点に決めた。
囀るホオジロ♂


 初夏の荒川サイクリングロード。蒸しっとした空気が体にまとわり付く感じ。熱れではなく気候としてそんな季節になりました。草も青々をとして勢いづいて、ふと見つけた水門の上のホオジロはすっかり夏羽。冬に見た薄茶の装いとは全く違ってだいぶ黒みがかった濃い焦げ茶。絶対ホオジロは日焼けするのだと思う。
 しきりにさえずるホオジロをどうにか一筆啓上と聞きなそうと頑張ってみるが、私にはちょっと無理があるとしか思えない。「なんかちょっとあれだよねー」ぐらいのゆるい感じに聞こえるが、それもなぁ。などと自転車を漕ぎながら、しばしホオジロの聞きなしの新案を考えてみるが、思いつかないまま北本自然観察公園に到着。
 思い返せば、ここには夏に来たことがなかったんじゃないか。こんなに葦が高々青々と茂ったのをここでは見た記憶がない。てっきり、水場は腰の高さぐらいの何かと勝手に考えていたけれど、私の背より全然高い。2m超えているやつもいる。となればここはもうオオヨシキリの聖域です。ギョギョシギョギョシとうるさいほどです。そして、姿は見えない。探鳥あるある。
 散策すると、ガビチョウの7羽ほどの集団がわさっと藪の中で動いている。冬のガビチョウはでっぷりと丸々していたが、夏のガビチョウは意外とシュッとしている印象を持っていた。が、ここのガビチョウは夏でもでっぷりしてますね。餌が豊富なのでしょうか。
 


 学習館では、利用者さんの生物・野鳥の写真展が2階で開催されているとのこと。ちょっとお邪魔して拝見します。
 メジャーな鳥からレアな鳥、青大将から昆虫まで様々な写真が展示されています。落ち着いたスナップショットから、決定的な瞬間をきりとったものまで様々。場所、日時が明記されているので「え、ヒシクイが冬の間にここに来てたの?」なんて驚きもあります。
 カワガラスVS青大将の小競り合いの瞬間を収めた写真は大迫力。これは根気の賜物ですね。

 さて、北本自然観察公園を後にしたら、野生の勘で見沼代用水(緑のヘルシーロード)を目指す。距離、時間ともに未知数。しかし大雑把なディレクションだけはある。多分それでたどり着けるはず。そんなゆるさが楽しいポタリングである。
 

コメント