旧古河邸に薔薇を見に行く

 5月下旬の日曜。この日は早々に家を出、都内の薔薇園に緑光という緑のバラを見に行こうという計画であった。
 が、起きるのがちょっと遅いわ、出掛けに自転車のブレーキ調整をするはめになるわで出発は昼前ぐらいになる。仕方ないね

 場所はなんとなく覚えている。飛鳥山の近くの旧古河邸だ。十条とか赤羽の方だよね〜と、ふらふら走っていると、目的地のほのど近くの音無親水公園からシジュウカラ、エナガ、ヤマガラ、コゲラの声がする。都内でのヤマガラを珍しく思い、しばし公園で休憩する
 音無親水公園からほど近く、目的の旧古河邸に到着。ちょうどバラまつりの期間中で賑わっているのだろうと思う。年に2回訪ねたぐらいの分際で、普段の賑わいについて断言するつもりはない。

 普段の人出について断言するつもりはないけれど、今目の前の混雑については物申させていただく。混んでます。せっかくの薔薇園なれど、立ち止まることが憚られるぐらい園路に人があふれる。若い方からお年寄りまで、花を眺めたり、写真に収めたりあーだこうだと楽しげである。

 一通り回ってみて、最後にたどり着いた東の端。そこに、目的の緑光が植えられていた。まだ咲き始めなのか、花の色は白い。これから徐々にふんわりとした緑になっていくらしい。花自体は思ったよりもこもこしている印象。
 時期により色が変わる花の見物はタイミングが難しい。もう暫く経つともっと緑になるのだろうか。写真で見るのはきっと緑の最大値のときのものであろうから、これから変わっていくのは間違いないのかな。
 せっかくなので庭園も一周りする。相変わらず良く手入れされた和みの庭園である。
 個人的には、庭園からちょっと離れた西側の門扉から建物に続く木々に囲まれた坂道が一番のお気に入りなのだ。薔薇園の喧騒を離れ、木漏れ日の中その坂道を登っているときが一番素敵な時間だった。
 登った先にはドクダミの群生が。ドクダミなんかも久しぶりに見たなぁ。思わず匂いを嗅いでしまったよ。

 最後に、薔薇園を訪ねたときになるべくやっていること、気に入った品種をいくつかピックアップして覚えておく。今回は「リオサンバ」。明らかにリオのカーニバルをイメージした華やかな濃い桃色と明るく濃い黄色のツートンカラーの花を咲かせている。すごく楽しげだ。
 私がバラを観賞するとき、どうやらポップな感じの品種に惹かれるようだ。色は黄色か橙。もちろんクリムゾンコンクエストのような深紅のものも魅力的であるし、薔薇と言えば赤というイメージもある。
 ただ、そう、赤いバラのイメージが私にとって重すぎるのかもわからん。いやさ、赤いバラに対して、真面目で融通の効かない頑固なイメージを持ってしまっているのかもしれない。  
 逆に黄色、オレンジ系の薔薇にはポップで気楽なイメージを持っているのだな。
 色そのもののイメージということでもあるが、薔薇の花の色となったとき顕著にそう思うのか?私は。

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