バードウォッチング

  一般にバードウォッチングに向く季節は冬といわれている。確かに、冬は野鳥が里に下りてきて、人との距離が近くなる。
 私も数年前から野鳥観察をたしなんでいる。この冬も、出かけては野鳥観察を楽しんできた。
 季節はもう春、冬鳥たちは三々五々旅立っている様子で日に日に数が少なくなっている。
 たまたま、今日は仕事が早く終わり、帰り道を大幅に迂回させて、川沿いの道を走りちょっとした水辺で鳥を探してみた。時間はもう日暮れ前だが、少し歩いただけでも、ツグミが飛び去り、モズが枝にとまり、池にはカルガモがたたずむ。寂しいことに、もうすぐツグミもモズも、この辺りでは見られなくなる。来年にはまた戻ってきてくれるのだけれど。
 
 なんだか物足りなくなってもう一ヶ所、伊佐沼まで足を延ばす。伊佐沼に到着した頃にはすでに日没寸前。薄暗い中、水面を眺めるとまだ相当数のヒドリガモが滞在していた。それだけでもなんだかうれしいのだが、よく見ると沖のほうには4羽ほどヨシガモが泳いでいる。これもうれしいサプライズである。
 ヨシガモと出会うのは三度目で、去年はよくよく探してやっと一回出会えただけ。今年はなぜか近所の川で先日見かけて今年も何とか出会えたと思っていたのだが、まさかの邂逅である。私の中ではヨシガモはカモ類の中でSSRぐらいの価値があるのだ。立ち寄ってみてよかった。

 さらには、岸辺で休むヒドリガモに2羽のオオハシシギが混じっていた。なかなかシギチの判別は難しいのだが、タシギ程の背中の模様もはっきりしないし間違いないかと思う。冬羽のシギ類はもっふりと膨らんでかなりかわいい。本当に来てみてよかった。

 ほくほくとした気持ちで、近くのくらづくり本舗に立ち寄る。気になっていた期間限定「桜花餅」を購入。ついでに桜餡のロールケーキ「春あわせ」も一つ。
 桜花餅は桜の香りはもちろん良いし、ほんのりと塩味があるのも好み。何より軽い。羽二重ってこんなに軽かっただろうか。買っただけ食べつくすのを必死に我慢した。
 そして、春合わせ。米粉のロールケーキだそうだが、何より塩味のある桜餡とクリームの相性が最高。これはよい。また買いに行こう。

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