とてもざんぼりい一日

 

多摩川と残堀川の合流点

起点は狭山池

 さて、残堀川の源流である狭山池(その先の丸池)に到着しました。向かいにある狭山神社の並木の紅葉が素敵ですね。
 実は狭山池を訪ねるのは今回で2度目。前回は4~5年前だったと思います。特に変わりはないなあ。今回は少しゆっくり見物していきましょう。と、思った先から青い閃光が視界の左隅に走ります。カワセミです。最近よく会います。うれしいことです。
 丸池にも寄ってから、公園正面に戻ると前回はスルーしていた蛇食い次右衛門の石像を見つけます。何者?びっくり人間?


 どうやら、治水工事にまつわるエピソードの英雄化かと思われます。昔の狭山池はもっと大きく、地質が粘土質で大変だったとの話がありますし。しかし、通り名として秀逸過ぎます。ずるいとも言える。

 本題、残堀川の上流端の看板を公式、非公式?確認して下っていきます。いつもは紆余曲折の末にたどり着く上流端ですが、今日は上流端からのスタート。下り基調が予想されます。心安い事実です。
 
 
狭山神社前のイチョウ?

狭山池公園

丸池


残堀川源流狭山池の碑

残堀上流

上流端



走行開始

 道行きは14kmとそんなに距離はありません。多摩川までずっと市街地、住宅街を走ります。ところどころ新しい区画、新しい道路との折合いの為に河川との交差がわちゃわちゃする箇所がありますが、それさえ気をつければ、殆どの区間に川に沿った遊歩道がありますので非常に走りやすいと言えましょう。
 川自体は、三面張りの人工的でアーバンな雰囲気です。許容流量が結構な量取ってあるように見えます。増水時の調整池のような役割も果たすのでしょうか?
中流域:道路との関係が変則的

遊歩道完備

川は昭和記念公園内へ
昭和記念公園入口

昭和記念公園の構造は…

 残堀川の流路は昭和記念公園の中に入ります。入園料はかかりますが、昭和記念公園に入ってみます。初めての訪問、ゲートイン。
 よく管理された、立派で大きな公園かと思います。園路もよく考えられていて、ぐるりと自転車の環状線が巡り、園内のスポットごとに駐輪所があってそこからは歩いて回るという構造が基本になっているようです。それだけに、自転車進入禁止エリアが厳格で、押し歩きも不可とのこと。まあそれはいいのですけれど。 
 肝心の残堀川に沿って走ることはままなりません。押し歩きも不可であればどうしようもない。二度手間三度手間を辞さなければできないことはないのでしょうが、今日は辞します。
 祝日とあって公園は大変な賑わいを見せています。園内の自転車道の交通量も多く渋滞気味。当然、自転車に不慣れな方もいらっしゃいましょう、こちらも気を張って走ります。逆に私ははこんな混雑に不慣れです。環七の車道を走っている方が、よっぽど気楽。
  園内でぐっと曲がって流れる残堀川に再び出会うのは、私がうんざりして出口を求めていたタイミングでした。あれ、水がないぞ。これでは残堀だか空堀だかわかりませんね。本流は別?二重底になっていて暗渠化しているとか?


 謎が深まり、残堀川を追うべく出口に向かいます。昭和記念公園の出入り口は6つあるらしいのですが、とにかく最寄りのところ、昭島口に道路表示にしたがって流されていくとゲートを発見。いざ、開放!とゲートをくぐったところで、とんでもない勢いで職員さんが駆け寄ってきます。「ここは自転車進入禁止ですよ」。キョトーン。ゲートをくぐって入園したはずが、園から出るはずのゲートをくぐったらまた園内に入園?どういうこと?
 とにかくどうやら間違ったみたいなのでその職員さんに一般道への出口はどこ?と聞いてみますと、そっち登って右とおっしゃる。初見の広い公園でそんな事をおっしゃられてもピンとは来ませんのでとりあえずゲートの外に出て仕切り直し。
 ということはですよ、ここは一応園外という認識で良いのでしょう。少なくともエントランスと思しき共通の部分の部分のはず。狐につままれたような気持ちではありますが、昭島口自体は近くにあるはずと左の方に向かうと一般道が見えました。ああ、やっとだ。とても安堵するとともに、ここの出入り口の構造について実際どうなっていたのか疑問に思います。ラビリンス。あの職員さんは西立川口の方を案内してくれたのかな、なんでかはわかりませんが、多分そうでしょう。実際どっちが近いとかはもう詮無きことです。迷宮ですから。
 さて、まあいいや。残堀川が公園から出てくる地点へと向かいます。

 後日、ストラバの軌跡と園内地図を見比べて私がどこで間違ったのかを検証。多分、ゲートのあたりを園内から園内に移動しようとしたのだろうなとは思います。私がゲートだと思ったものはゲートではなかったのでしょう。


水量が…
残堀下流の水量

いったん遊歩道消失

立川崖線

多摩川と残堀川


 昭和記念公園から出てきた残堀川は水量が本当にちょびちょびと少ない。すぐに青梅線をくぐり流れていきます。三面張の川幅は結構あるように見えるのですが。
 ちょっと先に進むと川に沿った道がなくなります。どうゆうことかと思ったら、崖になっているのですね。下に降りて見上げると、この辺り一帯が崖になっているラインがあります。いわゆる崖線です。国分寺崖線が有名ですが、ここは立川崖線。崖線の下の残堀川の流れは水量が回復したように見えます。何かの河川と合流したのでしょうか。
 その後はあっという間に多摩川に到着します。巨大な建築物と自然の対比が素敵な風景です。
 後で調べたところ、残堀川はとにかく人の手が入っていて何度も流路が変わっているそうです。そう言われればと思い当たるところがいくつかありました。
 流域に観光的なスポットもあり、遊歩道もだいたいある。距離は短めですが、楽しくざんぼる事ができた一日でした。

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